【爆速】6日間でAWSクラウドプラクティショナーに受かった勉強法
レバレジーズ株式会社が運営するフリーランスHubにて、本記事をご紹介いただきました。
・ご紹介記事:クラウドエンジニア向けの資格取得を目指すなら★まずは合格体験記をチェックしよう!
・フリーランスHub公式サイト:https://freelance-hub.jp/
AWSクラウドプラクティショナー以外にもクラウド関係の色々な資格情報や勉強方法についてまとめてくれていて一読する価値のある記事です。
私はAWSに関する一番基礎的な資格であるAWSクラウドプラクティショナーに6日間(うち5日間は平日で通常業務あり)の勉強で合格しました。そこでこの記事では私がどのように勉強をしたのか、どのような参考書を利用したのかお伝えしようと思います。
注意していただきたいのは、この記事を書いたのが2021年10月ということです。AWSで利用できるサービスは日々増え、日々進化しています。そのため、もしこの記事を書いた時よりもずっと後に読まれている方は書籍選びにはご注意ください。試験で出される問題の答えも日々変わってしまうため、古い本に書かれている正解が正解ではなくなってしまっている可能性があるためです。※私が利用した書籍の最新版が2023年6月にリリースされていたのでそちらも紹介しておきます。
しかし、この記事でお伝えする勉強方法は、今後どれだけ未来に受験をしたとしても必ず役に立つものだと自負しています。利用する書籍は変更して問題ないですが、私がどのような勉強の仕方をしたのかだけでも知ってもらってから勉強を始めていただきたいです。
また、皆さんが知りたいと思っているでしょう私が勉強を始める前から持っていた知識についてもあらかじめお伝えしておきます。私の職業はプログラマ でありインターネットおよびコンピュータに関する知識はある程度ありました。またAWSのサービスの中で最も有名なEC2(クラウド上に仮想マシンを建てられるサービス)を業務で利用したこともありました。ただし本当に軽く触れた程度です。実は今回この試験を受けたのも「AWSを会社として本格的に利用していくために知識がある人材を増やしたい」という上司からのお願いが理由でした。
学習に必要な時間は、IT関係の仕事に就いていない人であれば追加で7日。AWSに触れたことがない人であれば追加で1日は必要になると思います。一番かかる人でもともとの6日に7日と1日を足して14日間、つまり2週間ですね。
受験料は2021年10月時点で11,000円と安くありません。効率よく勉強して最短日数で合格しましょう。
勉強法
それでは勉強法に関してお話ししていきます。私は本とスマホアプリを利用して勉強をしました。まずは利用した本とアプリを紹介し、その後どのような勉強スケジュールを組んでいたのかについてお話しします。
利用した書籍
書籍は以下の1冊のみを利用しました。
AWSに関する基礎が詰まっている本です。執筆時期は2019年5月と少し古く、2021年の今この本で勉強して大丈夫かと心配になりましたが、実際のところは基礎的なIT用語に関しても詳しく説明してくれている良書でした。概要、詳細、豊富な図解、練習問題と試験勉強に欲しい要素を兼ね備えています。
※2024年3月末に第3版が出版されていました。
アプリ
以下の2つのスマートフォンアプリを利用していました。
- AWSクラウドプラクティショナー 模擬試験
- 単語帳メーカー
AWSクラウドプラクティショナー 模擬試験
1つ目のアプリはAWSクラウドプラクティショナーの基礎知識を問う練習問題と試験に近い形の模擬問題が掲載されているアプリです。練習問題10問が3セットで30問。模擬問題は25問が3セットで75問あります。900円課金すれば練習問題は11セットに、模擬問題は13セットに増えます。つまり、 追加で435問(10×11 + 25×13)が提供されることになります。問題はほとんど被りがなく、全て解けるようになった時点でかなりの知識がつくため課金することをおすすめします。上で紹介した書籍に載っていない情報が多数あり、アプリにしか出てこなかった問題が試験で多く出題されました。
単語帳メーカー
利用した二つ目のアプリは単語帳メーカー。表に問題を、裏に答えを書いたカードを自作して管理するアプリです。フラッシュカードとも呼ばれるもので、それがデジタル化されたアプリです。私はこれを暗記のために利用していました。
私は表にAWSの用語を書き、裏にはその用語の意味を記載していました。用語を見てそれが何を意味するのか、どのようなサービスなのか、どのような特徴を持っているのか、それが分かれば本番で問題は解けます。脳科学的な話になるのですが、人は書籍を読んで学習をするよりも、何回も問題を解く過程で、考えたり思い出したりすることで強く頭に残すことができるそうです。単語帳を何回も回すことは何回も問題を解くことになり、強く頭に残せます。このアプリはクラウドプラクティショナーだけでなく、他の試験でも役立ちますので是非使ってみてください。
スケジュール
私が勉強した6日間の内訳をお話ししていきます。月曜日から勉強し始め、土曜日まで勉強し、日曜日の朝9時に試験を受けています。
1~3日
上で紹介した本「AWS認定 クラウドプラクティショナー」を読み込みました。1周のみです。読み進める中で知らない単語や試験に出そうなワードがあったら逐一単語帳メーカーに記載していました。こんなこと覚える必要があるかなと疑問に思うような単語もとりあえずどんどん記載しました。
本を1周しか読んでいない理由は、復習が作成した単語帳を回せば済んでしまうからです。試験に必要な知識は全て単語帳メーカーに残しました。
ITに関する基礎知識があまりない方はこの書籍を読み進めることにかなり時間がかかると思います。ITに関する用語は、説明自体にもIT用語が使われていることが多く、さらにその調査をしないといけなくなりどんどん時間がかかってしまうものです。1周するだけでも1週間はかかると思った方が良いでしょう。
4~6日
アプリの模擬問題を解いて、わからない単語や重要そうなワードは単語帳に記載をしました。具体的な進め方をお伝えします。一度問題を解き終えすぐに回答を確認し、正解している問題も間違っている問題も解説を良く読み、知らない単語があれば単語帳メーカーに記載します。一通りその作業をしたのちに一度単語帳をみて知識の再確認をし、その後すぐにさっき解いた問題を解き直し満点を取れることを確認します。
これを他の問題でも繰り返し、最終的には課金したら確認できる問題も含め全て解ける状態にしました。
試験当日
試験会場までの電車の中でたまっていた単語帳を解きまくりました。ちなみに最終的にたまった単語カードの数は116でした。そこまで多くはないですね。
まとめ
以上が私のAWSクラウドプラクティショナーの勉強法の全てになります。合格点は1000点満点中700点以上なのですが私の点数は771点でした。余裕というほどでもないけど、とりあえず解き終えた段階で受かっている確証はありました。そのレベルまでこの勉強法で到達できます。
この記事があなたの合格に役立つことを祈っています。
最後に本記事で紹介したリンクをまとめておきます。
【書籍】
【アプリ】