【エンジニア向け】読んだ本を血肉にする方法

当サイトはPR広告を利用しています。

エンジニアでいる限り勉強をし続ける必要があります。

有力な勉強方法の一つとして本を読むことが挙げられますが、ただ読むだけでは知識欲を満たすためのただの娯楽に成り下がります。

この記事では本を読む行為をただの娯楽にしないで、業務に活かすことのできる知識に昇華する方法をお伝えします。

血肉にするとは

最初に「血肉にする」ことの定義をしておきます。「血肉にする」とは「使うべき場面で使える」ことを指します。

読むべき本

前述の定義を踏まえると読むべき本は限られてきます。読むべき本は「今後業務で利用する内容が載っている本」です。

脳に定着させるにはインプットよりもアウトプットの方が重要なことは常識になってきています。ただ本の内容を読むだけで終えず、業務で活用するという形でアウトプットすることで頭に染み付きます。

読んで実践する、読んで実践する。この繰り返しができるのは業務で扱っている内容の時です。

単純に評判が良い本を片っ端から読むのではなく、業務で利用するものか否かを読む本を判断する基準にしましょう。

読むべき本2

血肉へはしにくいですが読むべき本がもう一種類ありますそれが「今後従事したい業務に関する内容が載っている本」です。

これは特に会社員エンジニアに言えることなのですが、上司はその業務ができる人・向いている人・意欲がある人に任せたいと考えます。やりたい業務に関する本を読んで、それを上司に伝えておけばできる人まではいかなくとも意欲がある人だと思ってもらえてやりたい業務を任せてもらえる可能性が高まります。

このような形で戦略的に読む本を選ぶことも重要です。ただ実際に業務を任せてもらうようになるまでは血肉になりにくいことは確かです。なので読んだ本の知識が活きるように個人開発をしましょう。何を作るかは問題ないです。読んだ本の内容を活かせるのであればtodoリストでも単純にカウントアップをするだけのアプリでも良いです。

重要なのは本に書かれている知識を実践の形でアウトプットすること。本質から離れた余計なことは考えずに、ほしい結果を得るための行動だけをとりましょう。

まとめ

まとめます。読むべき本は以下の二種類です。

  • 今後業務で利用する内容が載っている本
  • 今後従事したい業務に関する内容が載っている本

これらの本を読み、実践で活かすことで血肉にできます。

重要なポイントは実践形式でアウトプットをできる状況であるかという点です。

読書をただの娯楽ではなく学習に昇華できるよう戦略的に行動しましょう。

直近でおすすめの本

直近十数冊読んだ中で一番おすすめの本です。

ビジネスデザイナーという肩書きを持つイノベーションシンキングの世界的第一人者である濱口秀司さんの書かれた本です。肩書きだけだとどのようなことをしている人か分かりにくいかもしれませんが、USBメモリやマイナスイオンドライヤーなど誰もが知る有名商品の産みの親の方です。

アメリカのコンサルタントの中でも最高額のコンサルティングフィーを受け取っている方で、私の友人から聞いた話だとこの人のコンサルティングを受けるためには1時間でも7桁の額は準備する必要があるとのことでした。

濱口秀司さんは自分の中でイノベーションを起こすための型を持っており、その型について本の中でかなり詳しく教えてくれています。革新的なアイデアを出す方法をここで詳細にはお伝えしませんが、とてもざっくりとまとめると以下の手順になります。

バイアスの特定→バイアスの破壊

革新とは現状の破壊です。現在世の中にあるバイアスを認知するところからアイデアの創出は始まります。この本ではバイアスを認知する方法、そして破壊する方法を詳しく述べてくれています。個人開発をしようとしているけど何を作れば良いか思い浮かばない方やや会社を立ち上げようとしている方に特におすすめの本です。

過去におすすめした本は以下の記事にまとめています。

勉強方法

Posted by ラプラス