【合格率UP】資格試験用の参考書を選ぶコツ
資格試験の勉強の際には参考書を利用される方が多いと思いますが、どのようにして参考書を選んでいるでしょうか?
レビューを見て単純に高評価が多い参考書を選ばれている方が多いと思います。
しかし実はこの選び方は資格試験の勉強をするための参考書の選び方としては100点満点中50点でしかありません。
この記事では単純に高評価の多い参考書を買うだけではダメな理由を解説し、その後で資格試験に合格するための最も良い参考書を選ぶ方法をご紹介いたします。
高評価が多いことだけで判断してはいけない理由
なぜ高評価が多いだけではダメなのでしょうか?その理由は単純で、高評価レビューは様々な理由で付けられるからです。
具体的に説明します。Amazonの商品レビューを思い出してみてください。
高評価の理由としては"分かりやすい"というものもあれば、"届いたものがきれいだった"、"早く届いた"などという理由もあります。
資格試験の勉強においてもっとも重要なことは、合格できるだけの知識を身に付けられるかです。分かりやすさはまだしも届苦早さやきれいさは全く関係ありません。また分かりやすさも一番重要な点ではありません。
では何を一番重視して参考書を選ぶべきなのでしょうか?
試験に合格できる参考書の選び方
前の章で出した質問「何を一番重視して参考書を選ぶべきか?」の答え、それは「試験範囲の内容が網羅的に記載されているか」です。
分かりやすさは知識を身につける上で大事です。しかしどれだけ分かりやすい参考書であったとしても試験範囲を網羅的に記載できていないのであれば、その参考書を頼りに勉強して完璧に暗記したとしても受かることはできません。
試験範囲の内容を網羅している参考書であれば、時間をかけてその内容を覚えることで合格は保証されます。そして、合格に必要な範囲を網羅できている証拠、それが「この参考書を使って合格できた」というレビューです。
つまり試験に合格できる参考書の選び方とは「この参考書を使って合格できた」というレビューが多いものを選ぶという方法です。
そのようなレビューを見つけることが難しい場合は検索で合格体験記を探し、その人が合格するために利用したものを調べるのも良いです。
ちなみに私も合格体験記を書いています。利用した参考書や勉強法、勉強のためのスケジュールについても記載しているので、参考までに読んでみてください。
レビューや合格体験記の中には「この参考書と別の本を合わせて勉強したら合格できた」というものもあります。その際には一度別の参考書を探してみると良いです。他の参考書は1冊だけで合格できる可能性がまだ残っているためです。
もしなければ、"合格した"というレビューに記載のあった別の本も参考書と合わせて買うのが良いです。それらの参考書によって合格できた人がおり、過去の試験で合格できる範囲の内容を2冊で網羅している実績があるためです。
「この本を勉強すれば合格できる」という状態になって初めて試験勉強のスタート地点に立てます。今回紹介した参考書の選び方を実践していただき、不安を感じることなく勉強を進めましょう。
注意点
この選び方には二つ注意点があるので紹介します。
1. メジャーな試験の参考書
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験のようにメジャーな試験の場合、毎年新しい参考書が出版されます。最新の参考書には合格したというレビューは基本的に残っていません。そんな時は1年前もしくは2年前の試験用の参考書のレビューを確認してみましょう。
2. レビュー日
レビューの投稿日付に注意する必要があります。試験の内容は少しずつ変わることが基本です。そのため合格できたというレビューが数年前のものであるならば、そのレビューのもつ意味は小さくなります。
合格連絡のレビューは1~2年以内に投稿されたものがあるかを判断基準にすると良いでしょう。
まとめ
この記事では参考書の選び方について紹介しました。参考書は新しい知識を得るためにとても重要なツールですが、試験勉強のために本当に良い参考書を選べている方は少ないです。
試験に合格するために最も良い参考書をレビューや合格体験記から見抜き、最短ルートで試験に合格しましょう。