【コラム】作業が進まないときに考えるべきポイント2つ
時間をかけても作業が全然進まない、終わらないという経験をされたことがあると思います。
このような状況に陥ったとき、ある2つのことを明確にすることで一気に作業を進めることが出来ます。
その2つとは以下です。
- 今、何について考えるべきなのか
- 良いアウトプットを出すための情報は足りているのか
それぞれ解説します。
今、何について考えるべきなのか
単純作業であればやれば進むので、作業が進まないということは何か考えて進める必要がある状況だと思います。
そして作業が進まない状況の時には、多くの場合でその時に考えるべきことが明確になっていません。
“どのようなタスクを進めるのか"という大雑把なレベルまでは決まっているでしょうが、そのタスクを細分化したうえで、明確なアウトプットや答えを出せるレベルまで検討事項を落とし込めていない可能性が高いです。
まずは任されているタスクのアウトプットを考え、そのアウトプットを出すための作業を細分化しましょう。その後細分化した中で今自分は何に取り組む必要があるのか、何を考えるべきかを明確にしましょう。
何を考えるべきかが明らかになっていないのに答えを求めようとすることは、問いのない問題の答えを探すようなものです。そもそも問いがないのですから正しい答えを思いつくわけがありません。まずは問いを明確にするところから始めましょう。
良いアウトプットを出すための情報は足りているのか
このフェーズは1つ目の「今、何について考えるべきなのか」を明らかにした後に行うものです。
考えるべきことを考えるための状況が整っているのかを考えます。例えば若者に向けたIT商品を作る場合には、若者がどのようなものに購買意欲を抱くのかを知っている必要があります。もしその情報がないのに頭の中だけで考えて商品案を作ったとしても天才ではない良い案になる可能性は低いです。
考えるべきことを考えるための情報はどんなものなのか、また揃っているのかを明らかにしましょう。
まとめ
ある検討事項のタスクで大幅に時間がかかってしまい、その反省をした結果を本記事にまとめました。
作業が進まず困っているときにはぜひ試してみてください。