【向いてない人は?】レバテックフリーランスの特徴・評判と注意点
・フリーランスエージェントの中でレバテックフリーランスがよくおすすめされているけど、登録すべきなのか判断がつかない
・公式サイトやレビューサイトでは良い評判だけど実際のところどうなのか知りたい
このような方の疑問に答えます。
私は現在会社員エンジニアですが2024年の2月からフリーランスエンジニアになります。たくさんのフリーランスエージェントの比較記事を調べてみたところ大体のサイトでレバテックフリーランスが一番高評価だったので実際に登録して、担当のコンサルの方との面談までしました。
この記事には公式サイトからだけでなく登録者であるが故に分かった情報も基にレバテックフリーランスがどのようなフリーランスエージェントなのかをまとめました。本記事を読み終わる頃には以下の状態になれます。
・レバテックフリーランスの本当の評判が分かる
・レバテックフリーランスに登録するべきかが分かる(レバテックフリーランスが向いているか否かが分かる)
・レバテックフリーランスを利用した案件獲得までの流れが分かる
目次から好きな場所に飛べるので、気になるところからお読みください。
※本記事に記載している内容は2023年9月時点のものです。
強み
他のフリーランスエージェントと比較した時、レバテックフリーランスの強みは3つあります。
総合力が抜群であること、業界最大級の案件を保有していること、圧倒的な情報量をもとにした市場分析結果や案件企業の評判を確認できるプラットフォームがあることです。それぞれ詳細にお伝えします。
総合力が抜群
多くのフリーランスエージェントは明確な強みを持っています。Midworksであれば福利厚生、Pe-BANKであればマージン率の明示、ITプロパートナーズであれば週2週3の案件が豊富であるなど。そしてそれをトップページに明示していることが多いです。
対してレバテックフリーランスはとてもシンプルで、明確な強みを表に出していません。参考までにトップページの一番目立つ場所に記載されている文言が以下です。
「継続提案」や「安定収入をサポート」という、フリーランスエージェントの基本となる特徴しか述べていません。しかしこれは強みがないのではなく、純粋にフリーランスエージェントとしての基本スペックが高いことの裏返しだと思っています。
フリーランスエージェントを比較する際によく取り上げられる観点は収入面と福利厚生ですが、レバテックフリーランスはどちらも優れています。
まず他社を挟まないことで高単価案件を実現させ、利用者の平均年収を底上げしています。
また人間ドックや税務関連サポート、グルメ優待などを含むレバテックケアというフリーランス向けの福利厚生パッケージを提供しています。
このように収入面でも福利厚生面でも制度が整っており、フリーランスエージェントとしての総合力が高いです。
業界最大級の案件数
案件の多さは自分にマッチした案件を見つけるために重要です。
エンジニアの場合、言語や稼働日数、勤務形態、業務内容、希望報酬額などでかなり詳細まで絞り込むことができます。
案件数が少ない場合は全ての条件に合致する案件がなく、何かの条件を諦める必要があるかもしれません。しかしレバテックフリーランスは業界最大級の案件数を持っているので、すべての条件に合致した案件を見つけられる可能性が他のエージェントと比べて高くなります。
独自のプラットフォーム
レバテックは独自の情報プラットフォームであるレバテックプラットフォームをサービスとして持っており、レバテックフリーランスもしくはレバテッククリエイターに会員登録した人限定で利用できます。レバテックプラットフォームで確認できる内容は毎日更新される市場分析ダッシュボードや案件を出している企業の評判です。
市場分析ダッシュボード
市場分析ダッシュボードは5000社以上からのフリーランス案件を可視化したものとなっています。
確認できる項目は複数あるのですが例としては以下です。
- 募集中案件数
- リモート・常駐の割合
- 募集中案件の最高単価
- 作業日数別の案件数(週3や週5など)
- 案件数推移
また単純に上記のデータをスキルやエリアで絞り込んで表示することも可能です。
案件数推移や最高単価も言語別でわかるので、今後伸ばすべき言語が分かり行動の指針を作れます。
企業の評判
案件を出している企業の評判は、「業務の忙しさ」や「人間関係」、技術重視なのかビジネス重視なのかを表す「組織の志向性」などの10の評価項目を設けており、ミスマッチを防ぎやすくなります。
私はいくつかフリーランスエージェントに登録していますが、ここまで充実した情報を提供してくれているエージェントは他にありませんでした。正直このプラットフォームがあるだけでもレバテックフリーランスには登録する価値が十分にあります。
基本情報
この章ではレバテックフリーランスの基本情報を紹介します。2023年9月時点の情報です。
稼働日数 | 週3~5(週1週2の案件もあるがごく少数) |
直案件割合 | 不明(公式ページには他社を挟まないとの記述あり) |
案件の多い言語 | Java, Python, Javascript, PHP (独自プラットフォームを確認したところバックエンドフロントエンド問わず満遍なくある) |
登録料 | 無料 |
マージン率 | 非公開 |
対応エリア | ・関東圏(東京、千葉、神奈川、埼玉) ・東海圏(愛知) ・関西圏(大阪、京都、兵庫) |
サービス開始時期 | 2014年8月(もうすぐ10年) |
注意点
登録する前に知っておくべき注意点は以下の2点です。
- 週5の案件がメイン
- 経験が少ない人に紹介できる案件は少ない
週3週4の案件も確かに存在しますが、大半は週5稼働の案件です。稼働が少ない案件数は少ないことに加え、希望するエンジニアも多いので受注難易度は高いです。
稼働を抑えて働きたいのであれば、週2〜3稼働の案件が豊富なことが強みのフリーランスエージェントであるITプロパートナーズ がお勧めです。また経験が少ない人に紹介できる案件は少ないです。フリーランスエンジニアは即戦力として働く必要があるので、どのフリーランスエージェントでも同様ではあるのですが、注意してください。
フリーランスエンジニアとして案件を受注するためには資格や勉強期間よりも実績が重要です。エンジニア未経験の方はまずは未経験可のIT企業に入社してエンジニアとしての実績を積むことをおすすめします。
評判
レバテックフリーランスの評判を調査しました。見つかった悪い評判と良い評判を紹介します。
悪い評判
悪い評判としては以下のようなものがありました。
- 稼働可能日数が少ないことを伝えると提案が難しいと返ってきた
- 案件の紹介メールが多い
業界最大規模の案件数を保有していても稼働日数や実績から案件を紹介できないこともあるようですが、逆にスキルによっては案件の紹介メールが頻繁に届く方もいるようです。
良い評判
良い評判も紹介します。
フリーランスエンジニアになりたい人は、こちらのヨノさんがブログで書かれている通り、エージェントに相談するのも良きです!
— リック🏄水曜に旅するプログラマー (@rick_helloworld) May 2, 2023
自分もレバテックさんとギークスさんにはお世話になりましたが、どちらもとても親身に相談に乗ってくれる良いエージェントさんばかりです。 https://t.co/maG477lnXg
担当してくれたコンサルタントにもよると思うのですが、この方を担当したコンサルタントはエンジニア側に寄り添ってくれたようです。
私もWeb面談の際にはレバテックフリーランスの担当者の方にいろいろとキャリアについて相談させてもらったのですが、私の現在のスキルと考えから、複数の納得できる選択肢を提示していただけたので面談には満足しています。
フリーランスになってそろそろ3年になるが、今まで個人営業のみだったが、初めてエージェント使って営業して
— 米谷昂@FastAPIガチ勢 (@yoneya_fastapi) December 14, 2022
ワイのスキルは、かなり入れ食いだということは分かったから良かった
1週間で案件受注までいけたからね
レバテック良いやで。
顧客にはハイレベルな企業もいっぱいいる
案件受注までのスピード感と案件を出している企業に対する評価をしているツイートです。フリーランスエンジニアにとって案件探しはスキルアップにも収入にもつながらない面倒な作業なので、短期間で受注できることはありがたいです。
向いていない人と向いている人
レバテックフリーランスの特徴は掴んでいただいたと思います。ここからは以上の特徴をもとにどのような人がレバテックフリーランスに向いているのか、向いてないのかを説明します。
向いていない人
レバテックフリーランスが向いていないのは以下に当てはまる方です。
- 経験年数が少ない
- 少ない稼働を考えている
理由は上記に当てはまる方は紹介できる案件が少ないためです。
少ない稼働を求めている方には週2からの案件を多く扱っているITプロパートナーズ がおすすめです。向いている人
レバテックフリーランスに向いている方は以下の特徴に当てはまる方です。
- 会社員エンジニアから初めてフリーランスエンジニアになる
- 自ら情報を実際に確認して、進むべき道を考えたい
レバテックフリーランスは初めてフリーランスになる人に優しいです。Web面談ではじめてフリーランスになることを担当者に伝えると、フリーランスに初めてなる人がやるべきことや注意点をまとめたPDFファイルを送付してくれました。
記載例付きのスキルシートのテンプレートも頂けて、何かと不安なフリーランス転向でしたがとても心強かったです。
また最初の強みでお話しした独自のプラットフォームで確認できる情報量がすごく、どの言語の案件が増えてきているのか、どのスキルを伸ばすべきなのか自ら分析することも可能になるので、案件選定やキャリアをただエージェントに任せるのではなく情報をもとにして自分で進むべき道を考えたい方にも向いています。
案件対応までの流れ
最後にレバテックフリーランスに登録してから案件を受注するまでの流れを紹介します。
私が登録してからの流れは以下でした。
- 専用サイトから会員登録(簡単な経歴な入力項目あり。どの言語が何年程度とか。1~2分かかりました。)
- メールでスキルシートの送付(フォーマット例を送付してもらえたので、それを利用しました。フォーマット指定は特にないようなので、すでに別のフォーマットで持っている方はそれを利用すれば問題ないです。)
- メールで面談日程の予約
- 担当してくれるコンサルタントとWeb面談(まだ私が正社員エンジニアなのでここまで)
Web面談までは基本メールでのやりとりでしたが、返信はすぐに返ってくるのでスムーズに進みました。
まとめ
本記事で紹介したレバテックフリーランスの重要なポイントをまとめます。
- 業界最大規模の案件数
- 登録者限定の独自プラットフォームで市場動向の分析ができる
- 福利厚生も優れている
私にとって一番嬉しいのは何度も話している通り市場動向の分析が可能なプラットフォームを利用できるようになることです。このプラットフォームを利用できるようになるだけでも登録する価値が十分にあります。
分析が好きでフリーランスに興味がある方は是非登録して独自プラットフォームを使ってみてください。
レバテックフリーランス