【2023年版】初めての方におすすめのトラックボール3選

トラックボールは普通のマウスと操作の仕方が大きく異なります。そのため購入するトラックボールによっては長期間慣れることができず、結局使わなくなってしまうかもしれません。
あらかじめお伝えしますが、トラックボールは一般的なマウスと比較して高いです。一般的なマウスは2000円出せば十分高品質なものが買えますが、トラックボールは基本5000円以上します。
不要な高い買い物をしてしまうことを防ぐために、この記事では初めての方におすすめのトラックボールの特徴とその特徴を兼ね備えたトラックボールを紹介します。
また最初にお伝えしますが、実はトラックボールが向いていない方がいます。トラックボールのメリット・デメリットについて以下の記事で解説しているので、まずはこちらの記事をご覧になることを推奨します。
初めての方におすすめのトラックボールの特徴
初めての方におすすめのトラックボールの特徴は以下の二つです。
- ボールの操作は親指
- 小さすぎない
それぞれ詳細に話します。
おすすめの特徴1: ボールの操作は親指
トラックボールは手のどの箇所で操作するかによって見た目が大きく変わります。
例えば手のひら。
例えば人差し指。
そして親指。
同じ親指でもこんな形の握りやすいトラックボールもあります。

このようにトラックボールの形はさまざまです。
これらの中で最もおすすめなのが、下から2番目の一般的なマウスの形に近く、親指でボールを操作するタイプのトラックボールです。この形↓
理由はカーソル操作をボールで行うということ以外は一般的なマウスと同じ操作で済むからです。
左クリックを人差し指で、右クリックを中指で行える点は普通のマウスと同じです。ホイールの位置も一般的なマウスと変わらないため、慣れる必要があるのはボールでのカーソル操作のみとなります。
つまりトラックボールに慣れるためのハードルが他のタイプのトラックボールと比較して最も低いのです。
おすすめの特徴2: 小さすぎない
トラックボールのサイズは様々です。大きいものもあれば小さいものもあります。

エレコム マウス トラックボール Sサイズ M-MT2BRSBK
このように手のひらサイズのコンパクトなトラックボールもあります。
コンパクトなトラックボールは持ち運びに便利ですし、場所も取らないというメリットがあります。しかし大きさは一般的なマウスに近い方が良いです。トラックボールはボールが付いているという特性上、マウス自体が小さいとボールがマウスの大部分を占めてしまいボタンの範囲が狭くなるためクリック操作が難しくなってしまいます。
ボールがあっても操作がしやすいように通常サイズ以上のものがおすすめです。
おすすめのトラックボール3選
ここからは上記の条件を満たしたおすすめのトラックボールを紹介していきます。
1つ目
ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 M575OW
もはやトラックボールの代名詞ともなったモデルです。私は3年間以上仕事でもプライベートでもこのトラックボールを一日中使っていますが、壊れることなく快適に利用し続けています。
大きさは一般的なマウスよりも少し大きいくらいです。私の手は一般的な成人男性と同じくらいの大きさですが、ちょうどすっぽり納まります。
左クリック用のボタンの左にボタンが2つあり、上のボタンは進む、下のボタンは戻るに割り当てられるので、ブラウザ操作が快適になります。ただでさえトラックボールによりカーソル操作が楽になるのに、このボタンによってそもそもカーソルを動かす必要数自体を減らすことができます。
私からの高評価だけでなくAmazonで1万件以上の高評価が付けられている実績最強のトラックボールです。正直このトラックボールを買っておけば間違いありません。
2つ目
エレコム マウス ワイヤレス (レシーバー付属) トラックボール M-XT3DRBK
トラックボールの世界で特に有名な企業が3つあります。ロジクール、ケンジントン、そして今回紹介するエレコムです。エレコムのマウスはロジクールのマウスと比較して安価にも関わらず機能面では劣っていません。
むしろ左クリック用のボタンと右クリック用のボタンのみでなく、薬指の箇所にもボタンが準備されていて、機能を割り当てることができます。またこの薬指のボタンは機能面で優れるのみでなく、フィット感も抜群です。マウスの大きさがちょうどよく、五本の指がすべてマウス上の滑らかなカーブに沿うことで心地よい握り心地になります。
多機能であり、使いやすいのでおすすめです。
3つ目
Digio2トラックボールマウス 角度可変 Bluetooth5.0 5ボタン
最後に紹介するのが「ナカバヤシ(Nakabayashi)」という会社が販売しているDigio2です。
上の2つと大きく違う点が角度が可変という点です。

このように付属のスタンドを使うことでより角度を変えられます。姿勢を考えると、ここの角度はついていた方が良いです。自分の体で試してもらうと分かるのですが、腕を外側に少しひねる(親指が上にくる)と胸が開き姿勢が良くなります。姿勢が良くなると肩こりや首こりを防ぐことができ、快適にPCを使い続けることができます。
実はロジクールもこのように角度をつけることができるトラックボールを販売しているのですが、正直高いです。定価で2万円弱、セールだと安くて14000円前後です。

初めてのトラックボールで気に入るか不明な状態でここまで高いものは買うべきではないので、お金に余裕がある方以外は買う必要がないと思っています。
その点今回紹介しているDigio2は同じように角度の変更機能がついているにもかかわらず定価が7000円弱です。
おすすめの特徴が揃っている、角度が付けられるメリットがあるのに比較的安く買える、これら点を踏まえておすすめとして紹介しました。
まとめ
この記事では初めての方におすすめのトラックボールの特徴とおすすめのトラックボールの紹介をいたしました。
紹介したマウスはすべて私が実際に触って良いと判断したものです。また感覚のみでなく理論的に良いと思うものを選抜しています。初めてのトラックボール選びの参考になりましたら幸いです。